和仁会病院 リハ科トピックス&ニュース
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(第53回日本リハビリテーション医学会学術集会)
平成28年6月9~11日 次へ

平成28年6月9~11日に京都府で日本リハビリテーション医学会学術集会が開催されました。 リハビリテーションに携わる医療従事者が7000名以上参加し、当院からも2名が発表しました。

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『前十字靭帯不全膝症例における膝伸展筋力と内側広筋筋活動の関係について』 関 奈々美(理学療法士) 
 

前十字靭帯損傷と診断され手術適応となった男性6名に協力してもらい、表面筋電図を使用して膝を伸ばす筋肉である 大腿四頭筋のなかの、内側にある筋肉(内側広筋)の働きに着目した研究です。 内側広筋の状態を観察する為には、膝を伸ばした状態でベッドをつぶすような動作(セッティング)が有効な可能性があると研究から考えました。

『手関節単純X線像における前腕肢位が尺骨変異に与える影響』 花木 瞳(理学療法士) 
 

健常者において、レントゲンを撮影するときに、掌をかえしたときと、かえさなかったときの骨の位置関係に変化があるのかどうかを研究しました。 結果は、変化がありました。疾患や症状によって、手の位置を考慮した上で、リハビリを行っていくことができたらよいと感じました。 発表を行うことで、新たな視点からこの研究を見直すことも出来たので、とても良い経験をさせていただきました。

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