Event20160326

平成28年3月26～27日に岡山市で第6回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会が開催され、当院からも2名が発表しました。

演題『透析中の運動療法の有効性についての検討』
　外来の透析患者様12名に協力してもらい、透析中の運動療法が、患者様の身体機能におよぼす効果について研究しました。結果は運動療法を行った群では筋肉量の有意な低下は無く、運動療法を行わなかった群では筋肉量の有意な低下がありました。また運動療法を行った方が運動パフォーマンステストの結果が向上した人の割合が多いことが分かりました。このことから透析中の運動療法は筋肉量の維持に貢献することが示唆されました。透析中の運動療法は高負荷がかけられず、介入時間も限られていますので、効果を得るのが難しいですが少しでも患者様が体力を維持できるように運動の機会を提供していきたいと思います。

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平成28年3月26～27日に岡山市で第6回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会が開催され、当院からも2名が発表しました。演題『透析中の運動療法の有効性についての検討』　外来の透析患者様12名に協力してもらい、透析中の運動療法が、患者様の身体機能におよぼす効果について研究しました。結果は運動療法を行った群では筋肉量の有意な低下は無く、運動療法を行わなかった群では筋肉量の有意な低下がありました。また運動療法を行った方が運動パフォーマンステストの結果が向上した人の割合が多いことが分かりました。このことから透析中の運動療法は筋肉量の維持に貢献することが示唆されました。透析中の運動療法は高負荷がかけられず、介入時間も限られていますので、効果を得るのが難しいですが少しでも患者様が体力を維持できるように運動の機会を提供していきたいと思います。