平成27年12月8日に男女共同参画推進センターアマランスにおいて、長崎地域リハビリテーション広域支援センター主催の研修会が行われました。
　今回は「認知症専門医受診のタイミングをみんなで考えよう！」というテーマで認知症疾患医療センターの宮川先生に講義を頂きました。
　まず、①「専門医受診が必要」と支援者が思う時と、 ②認知症専門医療に対してどのような期待をするか、③受診勧奨で苦労したことの3点をグループワークで話し合いました。この3つの課題より出てきた意見として、介護問題が起きてからの対処ではなく、 健康な時（周辺症状の段階）での早期受診が重要であるとの意見が多くありました。　　　
　近年、地域包括ケアシステムの充実が謳われる中で、今回の研修会では医療や介護などさまざまな分野で働く方との意見交換を行う良い機会となりました。病院外での活動で地域に出向く、 その１つ１つの機会を大切にしたいと思ったとともに、今後はアウトリーチなど、地域の方と結び付くような専門職としての活動の場を広められたらと感じさせられました。