平成29年10月31日(火)に長崎市在宅支援センターとして地域の介護従事者（主に古賀の里の訪問介護職員）を対象に、介護技術研修会を実施しました。
   本研修会は年に3回『介護に活かすリハビリテーションテクニック』というテーマで毎年行っているものです。 今回の内容は、「困った！こんな時のADL・IADLの介助法」というテーマで研修を行いました。
   事前に訪問ヘルパーの方に実際の現場では「どのようなことで悩んでいますか？困っていますか？」というアンケートを実施しました。 そのアンケートを元に①床からの立ち上がり②排泄時の立位困難　③痛みのある方の更衣　④浴槽への出入り　⑤片麻痺の方の入浴歩行　⑥同行での歩行　⑦バスの昇降　の７つの問題に対する介助方法などの説明を行いました。
   その後実技では実際にPトイレへの移乗の仕方、シャワーチェアから浴槽への出入り、杖歩行、歩行介助、杖歩行での台昇降をグループに分かれてそれぞれ体験していただきました。 情報交換の大切さと事業所からの申し送り通りに介助をしても動作ができなくなったときが「見極め」の時期でありリハなどの専門職へ相談することを伝え今回の研修を終了しました。
   次回の研修会は２月２８日(水)です。次回は言語聴覚士による「嚥下」についての話を予定しております。