平成29年2月28日(火)に古賀の里訪問介護職員を対象に、技術研修会を開催しました。
本研修会は年3回実施されており、今回が最終回となりました。今回は認知症の中でも、
特徴的な身体症状が出やすい『レヴィ小体型認知症』に焦点を当て、特徴的な身体症状として
パーキンソン症候群を紹介し、身体機能的な変化や日常場面での動き方の特徴を主にお話しました。
また受講者の方一名を利用者役とし、寝返り・起き上がり・立ち上がりの各動作についてデモンストレーションを行った後、
3人1組の各グループでの実技を実施しました。
質疑応答では、「仕事ではないが、
普段関わっている家族(祖母)に対しどのような介助を行ったら良いか?」という応用的な質問が挙がったため、
細かく対象者の身体状況を伺いながら、その情報内で考えられる最善の介助方法をPT/OTそれぞれから提案
させていただきました。
こちらから一方的に話をするだけでなく、受講者の方々からの『現場の声』を聴くことが出来るため、
とても有意義な時間となりました。地域包括ケアシステムに先駆けて介護職とリハ職の連携を今後も深めて行ければと
感じています。